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大好きなお父さんに感謝する日!

●父の日のはじまり
家族のために一生懸命働いてくれるお父さんに感謝を伝える父の日。その歴史は、アメリカ北西部に育ったジョン・ブルース・ドット婦人の提唱によりはじまりました。彼女は6人兄弟の末っ子で、母親を早くに亡くし、軍人であった父の手で育てられました。まだアメリカが「悲劇の時代」と言われた貧しい時代のことで、父の献身的な子育てにより、慎ましくも愛情あふれる少女時代を過ごしたといいます。そしてアメリカ議会で「母の日」が制定された翌年の1909年に、彼女は父への感謝を込め、「父の日」制定の嘆願書を牧師協会に提出します。この働きかけを機に、1916年第28代ウイルソン大統領の時「父の日」は公式に認められたのです。その後、日本でも、デパート主導で、母の日の翌月6月の第3日曜日を「父の日」とする習慣が広まりました。

●母の日はカーネーション、父の日は…?
母の日には、毎年カーネーションを贈るという方は、多いかと思います。実際、5月には花屋さんの店頭に、可憐なカーネーションがズラリと並ぶ光景を見ることも珍しくありません。では翌月の父の日には、何の花を贈るかご存知でしょうか?一般的には、父の日の提唱者であるドット夫人が父親の墓前に供えたバラが、父の日のシンボルフラワーだとされています。まだまだ母の日のカーネーションに比べると、メジャーとはいえない父の日のバラ。「バラの花なんて、うちのお父さんには似合わない…」。そう思った方もおられるかもしれません。そんな方は「子の愛」という花言葉を持つ百合の花を贈るのはどうでしょう?でも普段言えない感謝の言葉をドラマチックな赤いバラとともに贈って、お父さんに思いっきり照れてもらうというのも、忘れられない父の日になりそうです。

●世界の「父の日」事情
大いに盛り上がる母の日に比べ、父の日の人気は今ひとつ…。こうした状況は日本だけなのかといえば、世界でも、お父さんたちは苦戦しているようです。たとえば父の日発祥の地アメリカでは、1914年に母の日が祝日になったのに対し、父の日は1972年になるまで祝日とされませんでした。また母の日が、多くの国で5月第2日曜日なのに対し、父の日は6月第3日曜日のほか、イタリア、スペインで聖ヨゼフの日、ドイツでキリスト昇天祭の日、タイでは国王誕生日の日に定められるなど、各国バラバラ。スイスやエジプトのように父の日がない国もあります。その背景には父子関係が母子関係に比べて希薄だからということが言われますが、普段、忙しく触れ合う機会が少ないからこそ、父の日はコミュニケーションを深めるチャンス。あらたな関係を築く大切な日と言えそうです。